はじめに、今回のプロジェクトの背景をおきかせください

松本様

セガサミーホールディングスからGENDAグループへ会社を移行するにあたり業務システムからインフラまでの全てのＩＴ周りの新規構築を１年間で遂行しなければならなくなり今回のプロジェクトが立ち上がりました。

今回のプロジェクトを進めていくにあたり、サプライズジャパンを選定した理由は何ですか？

松本様

サプライズジャパンには以前に顧客管理システムの新規構築のプロジェクトにコンサルとして参画してもらったことがありそのときに信頼関係を築くことができていたのと確かな実績を残していたことが選定の大きな理由です。過去のプロジェクトでとても良い関係で仕事をすることができていたので今回もアサインさせていただきました。

当初期待していたのはどのような点でしたか？

松本様

期限が１年間と決められている６億円規模のプロジェクトのＰＭ補佐をサプライズジャパンには期待をしていました。 期限が１年間とは定められていましたが、当初は１年間で終わるとは思っていませんでしたので１年間でプロジェクトを完遂できたという意味では期待していた効果を上回っていたと思います。

実際にプロジェクトを進めてきた中でサプライズジャパンにどのような印象を持ちましたか？

松本様

プロジェクトの理解がとても早かった印象があります。またプロジェクトルールの構築でとても力を発揮してくれました。プロジェクト全体の進行管理にも推進力をもって携わってくれたので期待以上の成果をあげていただいたと思います。

鬼塚様

以前の顧客管理システム新規構築のプロジェクトのときにもサプライズジャパンとは一緒に仕事をさせてもらったのですが、その時と印象は変わっておらず真摯に仕事に向き合う態度とかつ情熱的に顧客の立場に立って考えてくれる精神にとても好感を持っています。 また、PMPの資格も保有されていて、理論的で実践的な仕事ができておりとてもレベルが高いマネジメントをされていたので頼りがいがありました。プロジェクトを遂行していく中で、自分の足りないところやスケジュール管理をフォローしていただけたおかげもあり、期日通りにプロジェクトを進めることができたのでとても感謝しております。

山崎様

業務システム部門では４名の外部委託者の方とプロジェクトを進めていましたが他の外部委託者と比べてサプライズジャパンは主体的に行動してくれており、尚且つ先のことを考えて業務に取り組んでくれていた印象があります。数多くの確かな経験から成せる業だと感じました。

プロジェクトを進める中で、各フェーズにおいてどのような点に苦労されましたか？

松本様

プロジェクト全体のフェーズは大きくわけて、「構想・調達」、「設計」、「開発」、「テスト・リリース」の４つとなりました。各フェーズにおいてＰＭ視点で苦労した点とサプライズジャパンに助けてもらった点についてお話していきたいと思います。
「構想・調達フェーズ」では、プロジェクト検証とプロジェクト構築までの落とし込みに苦労をしたのですが サプライズジャパンにはプロジェクトルールの構築、特にコミュニケーションルールの構築と浸透に力をかしていただき大きな成果をあげることができたと思っています。
「設計フェーズ」では、様々な立場の人が意見を言う中でのとりまとめと方向性を出すことに苦労をしました。その際にサプライズジャパンはPM側に立って一緒に考えて情報の整理をしてくれたのでとても心強かったです。
「開発フェーズ」では、優先順位のつけ方がとても難しかったのですが、サプライズジャパンがチームメンバーとの調整を率先して引き受けてくれたところがとても助かりました。
「テスト・リリースフェーズ」では、テストの実施内容と品質の面で整合性をとることに苦労しました。その際にサプライズジャパンはチームとして足りないテスト内容をコンサルの立場を度外視してまで進言してくれたことが大変ありがたかったです。

鬼塚様

プロジェクト全体を通してスケジュールとリソースの管理がとても大変だったのですがサプライズジャパンにはその点、非常に助けてもらったと思っています。
プロジェクトの中ではＰＣやデバイス周りの構想・設計・構築・リリースを主に担当していましたが構想の部分でＲＦＰ（提案依頼書）の作成や点数付けにとても苦労をしました。その際に考え方のアドバイスや提案をサプライズジャパンからして頂けたのがとても助かりました。
また新たなプロジェクトパートナーの選定のアドバイスがとても的確だったと思っています。
設計フェーズではネットワークの構築が一番大変で、プロジェクト全体に関わってくる部分でもあり移り変わりも激しかったのですが、サプライズジャパンからネットワークの構成図を作成することを提案いただき一緒に作成し見える化したことで進捗管理やスケジュール管理に大きく役立ちました。
リリースについては平行して動いている他のプロジェクトと整合性が取れているかという部分をサプライズジャパンはうまく調整をしてくれてバックアップをしてくれました。

山崎様

全体を通して一番苦労した点はリソース不足でした。その際にサプライズジャパンにサポートしてもらったのは今あるリソースの再配分と調整でした。リソースが足りていない中で入社して間もないジュニアの社員にＰＭＯを任せてみたり、設計対応でなかなか動けなかった自分のサポートにあてたりと社内でのリソース調整の細かいサポートをしてもらえたのがとても助かりました。

プロジェクトを進めるにあたりサプライズジャパンの提案・サポートで印象に残っているエピソードが ありましたら教えてください

松本様

ＰＭとＰＭＯ（サプライズジャパン）が方針について対立する場面が何度かあり議論を繰り返して合意する場面が多かったことが印象に残っています。言いたいことが言い合える信頼関係が構築できていたからこそだと思っています。

鬼塚様

ネットワーク設計の立ち上がり部分でプロジェクトパートナーからの提案がこちらが想定していたものと違う部分があったりした中で本当はこちらから答えを提示してプロジェクトパートナーへ渡さなければならなかったのですが、こちら側のスキルと知識不足からサプライズジャパン含めた内部メンバーとプロジェクトパートナーとの話し合いでタイムオーバーしてしまうことが多々ありました。
その際にもサプライズジャパンは一生懸命に中身をつめてくれて真剣に情熱的に対応してくれたことがとても印象に残っています。
議論に時間をかけたからこそ得られたものもあり結果的にプロジェクトもうまくいったと思っているのでとても有意義な時間だったと思っています。

山崎様

当初は各ベンダーごとに移行リハーサルを行い本番を行う予定でしたが各ベンダーごとの移行リハーサルのあとに全体移行リハーサルを行うことを提案してくれたことが印象に残っています。
全体移行リハーサルを行ったことで浮上した問題があり本番に移行するまえに先んじて対応することができたので本番移行対応において問題の発生率を抑えることができたことが良かったと思っています。

今回のプロジェクトを進める中で、サプライズジャパンはどのように貢献できましたか？

松本様

当初は1年間で終わると思っていなかったプロジェクトを1年間で完遂できたという点で貢献度は120%だったと思っています。また、社内でのプロジェクトマネジメントそのものと自社の社員のスキルアップに 大きく貢献してくれました。

サプライズジャパンに頼んでよかったと思える点は、どのようなことでしょうか？

松本様

今回のプロジェクトでも我々ユーザー側の立場に立ってサポートをしていただけたのでより一層信頼感が増しました。

ユーザー企業サイドに立ったコンサルティングサービスについて、どのような印象をお持ちですか？

松本様

ユーザー企業サイドに立ったコンサルティングサービスはとても難易度が高いものだと思っています。また、しっかり実現できているコンサル会社は少ないと考えています。理由としてはユーザーの立場に立って仕事をすることが必ずしもコンサル会社のためになるとは限らないと思うからです。ですが、ユーザーの立場に立ってコンサルティングサービスを行うことでユーザーからの信頼を獲得できるものだと考えています。サプライズジャパンはそれを実施し続けていると思っています。

サプライズジャパンのユーザー企業サイドに立ったコンサルティングサービスは他社と比較してどう感じましたか？

松本様

今回外部委託をお願いした人員数５社１７名のうち３社５名がユーザー企業サイドに立ったコンサルティングサービスを実現することができていたと思います。そのうちの２名がサプライズジャパンです。またサプライズジャパンの成果物と対応内容が他社と比較して圧倒的に高品質だったと思っています。

サプライズジャパンへの今後の期待があれば教えてください

松本様

PMI（M＆Aの企業統合）のプロジェクトや大規模業務システムの入れ替えなどの大きなプロジェクトがある場合はPM補佐としての参画を依頼してマネジメントをお願いしていきたいと思っています。

鬼塚様

個人的にはまたすぐにでも一緒に仕事をしたいと思っています。ユーザー・コンサルを受ける側の立場に立った提案・サポートを続けていただいて自分達と同じような想いを抱いてくれるような企業が増えていってくれたら良いなと思っています。

山崎様

リソース不足が続いているので優秀なエンジニア人材の紹介をとても期待しております。