アクセシビリティ対応・基本サービス

サプライズジャパンのWebアクセシビリティ対応・基本サービスについてご紹介します。貴社のサイトを、高齢者・障がい者だけでなく、外国人を含めた全世界のユーザーにとってアクセスしやすいWebサイトに改善し、国際的な情報発信においても優位に立てるよう早めの準備をお勧めします。

1調査フェーズ

現在のアクセシビリティ対応状況をチェック!

数々のWebサイトでWebアクセシビリティ対応を長年行ってきたWebアクセシビリティのエキスパートエンジニアが貴サイトのWebアクセシビリティ対応状況をチェックします。

チェックは、任意に選択した30ページについて、目視、キーボードやツール(主にWebDeveloperTools・カラーコントラストアナライザー・MarkupValidationService等)を使用して行います。

チェック結果は、チェックレポートにまとめて、ご報告をさせて頂きます。

2対応フェーズ

安心のマネージメント体制

スケジュールやご予算にあわせて、アクセシビリティ対応範囲、アクセシビリティ対応レベル(A・AA・AAA)を決定し対応作業を開始します。

作業開始にあたって、貴サイト専用のWebアクセシビリティガイドラインを作成し、ガイドラインに沿ってアクセシビリティ対応作業を行っていきます。

アクセシビリティ対応の実作業においては、弊社エンジニアが修正指示書を作成し、貴サイトのエンジニアが作業を行う、という作業分担も可能です。

ガイドライン見本(PDF 469KB)・クリックで拡大する

アクセシビリティのプロが作業を担当

大規模サイトにおけるWebアクセシビリティ対応は、平常運用を行いながらの作業となることが多く、更新のバッティングによる上書きなど、障害の危険性が高まります。

その点、弊社では、数十ページの小規模Webサイトから、10,000ページを超える大規模サイトまでWebアクセシビリティ対応まで幅広い作業実績があります。

総員30名のWebアクセシビリティのエキスパートエンジニアが実作業を行い、その上で品質管理を含めた万全マネージメント体制を敷いてプロジェクトを推進していきますので、安心して作業をお任せください。

画像:アクセシビリティ作業チームの編成例

3完了フェーズ

アクセシビリティ検査証明書を発行

Webアクセシビリティ対応作業が完了した際にはWebアクセシビリティ方針ページの制作をさせて頂きます。

Webアクセシビリティ方針ページの中に「Webアクセシビリティテスト対象URLおよびテスト結果一覧」を公開し、試験結果を内外に発信するお手伝いをさせて頂きます。

Webアクセシビリティ・見本ページへ

現状調査から実作業までワンストップ対応!

1.調査フェーズ、2.対応フェーズ、3.完了フェーズをワンストップで対応します。

調査フェーズ、対応フェーズ、完了フェーズについてワンストップで対応が可能です。また、各フェーズ単体や、フェーズ内作業を貴社エンジニアと作業分担することも可能です。作業方法につきましては、柔軟に対応が可能ですので、まずはご相談ください。

1ページ15,000円~ ※ページ単価はサイト規模により変動しますのであらかじめご了承ください。

アクセシビリティ対応・オプショナルサービス

アクセシビリティ研修・教育

主に弊社エンジニアが貴社のWebアクセシビリティガイドライン等を使用し集合研修、教育を行います。研修では職員だけでなく、外部制作者を含む、運用関係者全てに行う事をお勧めしています。

弊社では継続的な教育・啓蒙がとても重要だと考えており研修・教育のサポートに力を入れております。

運用サポート

運用では、新規で作成するページ、更新するページについてアクセシビリティ対応を100%行い、アクセシビリティ対応が出来ていないページが増えることを防止する必要があります。

それには、アクセシビリティのガイドラインの整備、CMSのアクセシビリティチェッカー機能等の使用、継続的な教育・啓蒙、外部専門家による定期チェック等があげられます。

運用計画の立案から実施まで幅広くご対応させて頂いております。

官公庁など、大規模サイトへの対応実績

弊社は、官公庁を始め、多くの大規模サイトにおけるアクセシビリティガイドライン準拠をお手伝い した実績がございます。この経験から、アクセシビリティに関する幅広い知識と豊富な経験を持った 専門家集団を擁し、より確実、かつ柔軟なアクセシビリティ対応サービスをご提供可能です。

官公庁WEBサイトを中心に累計10,000ページ以上の対応実績あり

官公庁WEBサイトなど、10,000ページ以上の運用中ページについて、Webアクセシビリティ対応作業(AAレベルに準拠)を担当させて頂きました。作業後の運用についてもサポートをさせて頂いております。

約10,000ページの準拠作業、CMSの最適化、運用のサポートを含む大規模サイトへの対応実績!!

Webアクセシビリティとは…

障がい者だけでなくすべての人を対象にしたWebサイトのバリアフリー化

Webアクセシビリティ対応が何かと簡単に言えば「主に障がい者が健常者と同様にWebサイト等を簡単に利用できるようにすること」になります。

例えば、目の不自由な方がWebサイトから情報を取得する場合には、読み上げツール等を使用しますが、アクセシビリティ対応が十分になされていないWebサイトでは、読み上げ順序がバラバラになってしまっていたり、単語が分割されて意味が通じなくなってしまっていたり、画像のみでの情報提供されていて読み上げツールでは読み取れないようになっていたりと、情報取得が満足にいかないケースがあります。

そこでWebアクセシビリティ対応を施し、目の不自由な方が読み上げツールを使用しWebサイトから健常者と同等の情報を取得出来るようにします。

ただ、Webアクセシビリティに注目する際、どうしても「障がい者」という部分のみにフォーカスしてしまう傾向がありますが、Webアクセシビリティは「すべての人」が対象であり、特定の障がいや年齢層(高齢者など)などに対して行えばよいというものでもありません。

Webサイトの多言語化を考慮することも広義ではWebアクセシビリティの範疇に含まれます。とはいえ、世界中に数多く存在する言語すべてにWebサイトを対応させることは現実的ではありません。

そのような場合、日本語や英語のみで提供されているWebサイトでも、現在では機械翻訳の精度向上やブラウザソフト、スマートフォンアプリの機能を使用することによって、Webサイト提供言語以外の外国語への翻訳を行い、情報を得ることが容易になりました。

しかしそのような機械翻訳の際、テキストの画像化や、HTML要素の間違った使用方法など、Webアクセシビリティを損なう実装がされていると、正しく翻訳が行えなかったり、あるいは全く翻訳されなかったりと情報に対するアクセシビリティを著しく損なってしまう可能性があります。

つまり、Webアクセシビリティを適切に確保することは、Webサイトのコンテンツの再利用性(翻訳して利用する等)を高めることにもつながり、それが国や言語を超えたWebサイトのバリアフリー化につながっていきます。

Webアクセシビリティの今

SDGsの理念をもとに更に対応が求められていく

日本では、2016年4月1日より「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(いわゆる「障害者差別解消法」)」が施行されたばかりですが、例えばアメリカでは1998年より現行の「米国リハビリテーション法508条」が施行され、政府機関、及び政府より助成金を受け取っている団体や政府機関と契約する団体について、原則として所有する電子技術や情報技術(Webサイト等)のアクセシビリティを向上し、障がいを持つユーザーでも使いやすくするよう義務付けられています。

また、国際的には障害者権利条約(Convention on the Rights of Persons with Disabilities / 日本訳: 障害者の権利に関する条約)により、障がい者に対する「不当な差別的取扱いの禁止」と「合理的配慮の提供」を求めるなど、その権利を守ろうという動きが活発です。

このような国際的な流れの中で、国内外を問わずあらゆる分野でSDGsの理念を基本にした取り組みが始まっています。今では人類の情報発信・取得の中核であるインターネット・Webサイトで不平等はあってはならい、そんな風潮にもなってきています。特定の団体や企業のWebサイトだけでなく、日本国内の官民全てのWebサイトについて、Webアクセシビリティ対応が社会的責任において求められていくのは至極当然と思われます。